アオイさん、ハピバ!
ということで、本日5/13日は的場アオイさんの誕生日になります。
バースデーサッシュを付けて、正に主役って感じですね!
…いや、このアクセ悪目立ち過ぎでは?
ちなみに、5/13は『カクテルの日』と呼ばれているそうです。
アメリカのとある週刊誌にカクテルという名が初めて登場し、多くの問い合わせを受け、週刊誌側が5/13にカクテルの定義を発表したのが由来とされています。
アオイさんの誕生日は、恐らくそれが元ネタでしょう。
5/13は愛犬の日でもありますね。
また、少しネガティブですが、5/13日はメイストームデーという日本独自の日とされているらしいです。
由来はバレンタインから88日目ということで『八十八夜の別れ霜』(立春から88日目を最後に霜が降りなくなり、暖かくなるということわざ)からきているそうです。
バレンタインデーで結ばれたカップルが別れを切り出すのに丁度良い日なので、正にメイストーム(5月の嵐)という訳ですね。
ちなみに5/13日の誕生酒はミドリマティーニだそうです。
お祝いをする感じで、プレゼントと共に注文し、乾杯するのも乙かもしれませんね。
あー、ブルームーンいきてぇな…
さて、そんなアオイさんにもお悩みがあるようで、☆4スーツのエピソードにそのお話はあります。
簡潔に流れを説明すると『お爺ちゃんが介護施設に入ると聞かず、同居を誘う父親と喧嘩をしている』という話ですね。
アオイさんの祖父である的場敬治さんは、過去に奥さんを自分の父親の介護を任せ、その心労で亡くなってしまったのを心から悔やんでいるそうです。
そうではない、というのを証明するために、えりちゃんに奥さん…アオイさんのお婆ちゃんを呼んでもらおう…という話なのですが、極端に情報が少ないそうです。
ですが、アオイさんはここでバーテンダーとしてお爺ちゃんと向き合うことを決意。
一杯のカクテルで、お爺ちゃんに自分の想いを伝えます。
お爺さんに出したカクテルは『ダイキリ』
ラム、ライムジュース、砂糖を使ったカクテルです。
カクテル言葉は、アオイさんの言うように『希望』
このカクテルが、アオイさんがお爺さんへ、自分の想いを伝える一ための杯です。
そのルーツはキューバにあり、カクテル名と同名の鉱山にて、キューバの特産物であるライム・砂糖・氷を使って清涼感のある酒を創ったのがルーツであると言われています。
お爺さんはアオイさんの言葉に対して、こう返します。
確かに既に高齢であり、望みを掛ける未来は残り少ないでしょう。
アオイさんはそれに対して『だからこそ望みどおりにすればいい』と、このダイキリについて語ります。
このダイキリは『フローズン・ダイキリ』
パパ・ダイキリとも呼ばれるそれは『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』などで有名なアーネスト・ヘミングウェイがこよなく愛した酒だと言います。
作り方は、ダイキリの材料にクラッシュドアイスを加え、ミキサーにしたもの。
パパ・ダイキリの名前はヘミングウェイ氏が愛飲したことから名付けられたそうです。
尚、晩年の彼は糖尿病を患っており、ラム酒をダブルにしてグレープフルーツジュースを入れ、砂糖を抜いたものを愛飲していたそうです。
アオイさんは、かつて共にここで働いていたお婆さんが、希望に満ち溢れた人生を送っていたと確信していました。
幼い頃からお爺さんと接してきて、その人と成りやカクテルに対する情熱を誰よりも理解しているからこその確信。
仮にお爺さんが信頼されていないなら、こうまで家族に同居を勧められることはないでしょうし、亡くなったお婆さんも、介護を行うことはなかった。
アオイさんも、仕事を辞めてまでこのブルームーンを引き継ごうとは思わなったでしょう。
このパパ・ダイキリには、孫であるアオイさんの、祖父を想う心の詰まった一杯なのです。
数日後、家族との同居を前向きに考えてくれるようになったと、悩みが解消されたようです。
アオイさん関連のエピソードは、時系列がかなり入り組んでおり、絆エピソードではもう一度お爺さんにバーに立ってほしい、と懇願する場面がありました。
それらや公式の小説、そして数々のエピソードを経て、かなり後半に位置するだろう、この☆4スーツのエピソードは、アオイさんの成長を感じさせるものであります。
かつて、お爺さんがアオイさんの希望であったように、今度はアオイさんがお爺さんの希望になった…ということなのでしょう。
レシピは変わっても、希望は残り続ける。
そして代が変わっても、希望は残り続ける。
いやぁ、いい話ですね。
実は、このエピソードには凄いシンパシーを感じるんですよ。
ウチの爺さんは
アオイさんのお爺さんとは
正反対のベクトルでアレで
自分が介護で体ブッ壊したので
双方の気持ちがよく分かるんですよね。
いやぁ…介護って大変ですよ。
高齢のご家族が居る方は、事前に話してあっておくのをおススメします…
介護が必要になってからだと、ホント色々大変なので…